はじめに
こんにちは。50歳で小規模企業を経営しながら
海外向けECや新規事業のアドバイザーを務めている管理人です。
過去には2度の起業と2度の失敗、そして自己破産も経験しました。
そんな私が今回取り上げるのは
投資プラットフォーム「NinjaTrader(ニンジャトレーダー)」。
副業や投資案件の中でも、「本当に実用的なのか?」
を見極める目を持つことが大切だと考えています。
この記事では、NinjaTraderを副業視点で深掘りしてみました。
NinjaTraderとは?

NinjaTraderは、米国で開発された先物取引専用のプラットフォームです。
チャート分析、注文執行、自動売買スクリプトなどを備え
プロトレーダーやアルゴリズム開発者にも愛用されています。
💡 ポイント
・先物・株・FXなど複数市場の取引に対応
・「NinjaScript」という独自言語で自動売買を構築できる
・取引プラットフォームとしてだけでなく、ブローカー業務(口座・決済)も担っている
さらに、2025年には仮想通貨取引所 Kraken に買収され
今後は「伝統的金融 × 暗号資産」のハイブリッド化が進むと注目されています。
NinjaTraderは副業になるのか?
副業としてNinjaTraderを活用する場合、主に以下の5つの方法があります。
1. 裁量トレードで収益化
チャートを見ながら手動で先物取引を行う方法。
短期的に利益を狙える一方で、リスクと精神的負担が大きく
安定収入を得るにはかなりの経験が必要です。
2. 自動売買システムの構築
「NinjaScript」で自分の売買ルールをプログラム化し、完全自動で取引を行うスタイル。
成功すれば、24時間利益を積み上げる“仕組み”を作る副業にもなり得ます。
ただし、戦略設計やバックテストなど技術的ハードルは高め。
プログラミング経験がない人には難易度が高いかもしれません。
3. トレード戦略の販売・シグナル提供
優れた戦略を構築できる人は、それを他のトレーダーに販売したり
有料で「売買シグナル」を配信することで収益を得ることも可能です。
これは「自分のノウハウを商品化する」という意味で
コンサル型の副業としても発展させられます。
4. 教育・オンライン講座の開設
NinjaTraderの操作方法や自動売買の設計を教える講座を開く人も増えています。
トレード経験を活かした教育ビジネスとして
YouTubeやオンラインサロンとの相性も良い分野です。
5. アフィリエイト(紹介報酬)
NinjaTrader口座の開設を紹介することで報酬を得る方法もあります。
トレードの実力がなくても、情報発信力があれば収益化が可能です。
🟢 リスクが最も低い副業形態
アフィリエイトは資金リスクがなく、初心者でも取り組みやすいのが利点です。
実際の収益構造を分解してみる
💬 私の視点から言うと…
「NinjaTraderで稼ぐ」というより、“NinjaTraderを軸にしたビジネスモデル”を作る発想が大事です。
たとえば──
| 項目 | 内容 | コスト / リスク |
|---|---|---|
| トレード利益 | 売買差益を得る | 高 |
| 自動売買戦略販売 | スクリプト販売 | 中 |
| 教育・講座 | 受講料ビジネス | 低〜中 |
| アフィリエイト | 紹介手数料 | 低 |
つまり、自分のスキルや環境に合わせて収益軸を組み合わせることが成功の鍵です。
リスクと注意点
副業視点で見たときの最大のリスクは、「取引リスク」と「業者リスク」です。
❌ 相場リスク
突然の値動きで損失が膨らむことがあります。
証拠金を超える損失(追証)も起こりうるため、資金管理は徹底必須です。
❌ 戦略の過適合(オーバーフィッティング)
過去データで完璧に見える戦略が、実運用では機能しないケース。
テストと実践を分けて考えなければ破綻します。
❌ 出金トラブル
海外ブローカー経由の場合、出金が遅れる・拒否されるなどの報告も見られます。
実際、ネット上では「NinjaTrader関連の出金請求トラブル」が複数見受けられます。
利用者のリアルな声

💬 利用者A(海外掲示板より)
「チャート機能は最高レベル。ただしサポートが遅い。」
💬 利用者B(日本人トレーダー)
「自動売買は便利だが、VPSや検証コストが思った以上にかかる。」
💬 利用者C(被害者報告)
「ブローカー名を偽装したサイトに誘導され、入金後に連絡が取れなくなった。」
これらから見ても、「ツールとしては優秀」ですが
運用の仕方・業者選びがすべてだと言えます。
NinjaTraderは“武器”にも“リスク”にもなる
NinjaTraderを副業で活用する道は、確かに存在します。
しかし、それは“片手間で稼ぐ”ような甘いものではなく
知識・資金・継続力を総動員して挑む専門的な世界です。
💡 50歳の経営者としての本音
「ツールは使い方次第。リスクを理解し、戦略を持てば武器になる。
逆に、焦って飛びつけば資産も信頼も失う。」
これまでの失敗も踏まえ、私は今こう考えます。
「本当に稼ぐ副業とは、“続けられる仕組み”を自分で作ること」。
もしあなたがNinjaTraderに興味を持つなら、まずはデモ口座で触れてみてください。
そして、“相場に勝つ”よりも“仕組みを理解する”ことから始めることをおすすめします。
✅ 結論
NinjaTraderは「一攫千金の道具」ではなく
「正しい知識と時間を投資することで収益を生む“仕組みツール”」である。